炊飯器、やめました。土鍋炊飯歴5年の筆者がメリット・デメリットをレビュー

こんにちは、梨子です。
もう5年前のことになりますが、炊飯器が壊れたのをきっかけに土鍋炊飯にチャレンジすることにしました。
それ以来、炊飯器のない生活がすっかり当たり前になっています。
もともと面倒くさがりなので、炊飯器よりも大変なことが極端に増えるようなら、諦めて炊飯器を購入しようと思っていました。
色々なメーカーから炊飯用の土鍋が出ているので、それぞれの特徴をリサーチしました。
リサーチのポイントとしては、
1 火加減を気にしないでよい。
2 洗うパーツが少ない。
3 3合、できれば5合炊きがよい。
全部を満たすことができれば良かったんですが、3の5合炊きは妥協して、我が家はハリオの「フタがガラスのご飯釜」3合用を購入しました。

※現行品はフタの形状が少し違います。
現行品はこちらです↓
本当は5合炊きが欲しかったのですが、ハリオのラインナップは5合まで。
ですが、5合炊きを妥協してもメリットのほうが上回ると判断したからです。
以下、ハリオのご飯釜のメリット・デメリットを私なりにご紹介します。
メリット1
音が鳴るので焦げる心配なし。
ハリオの土鍋釜は、火を止めるタイミングになったら音がなります。
昔はよく台所で見かけた、笛吹きケトルと同じしくみです。
けっこう大きな音が鳴るので、同じ部屋にいる限りは火を止めるタイミングを逃しません。
メリット2
ご飯が炊けるのが早い。
初めて使った日は、あまりにもご飯が早く炊けるので驚きました。
火にかけて、最初から最後まで中火で約10分、音が鳴ったら約1分で火を止めて(おこげを作りたいときは約3分)、蒸らしに約15分、計25分ほどで美味しいご飯のでき上がりです。
「音が鳴ったら1分待つ」というのがちょっと難しそうに思えますが、音が鳴ってから、作業中のことを切り上げて火を止めにいくと、だいたい1分ぐらいはたっているので細かく考える必要はありません。
前日夜や当日朝のうちにお米を浸してザルにあげたものをポリ袋や保存容器に入れて冷蔵庫に入れておけば、帰宅後すぐに炊飯をスタートできます。
メリット3
全部洗えて清潔。
最近の炊飯器は、美味しく炊きあげるための工夫が満載で、蓋のパーツもどんどん複雑化しているような気がします。
きれいに使おうと思って毎回全部のパーツを洗うと、大量の洗い物が発生します。
かといって、上蓋の掃除を怠ると、ホコリがついていたり、はたまた、本体側面にご飯つぶがついていたり。。
いっぽう、ハリオのご飯釜は、
・土鍋本体
・ガラス蓋
・蓋上部のパーツ (4個)
で構成されていて、上部のパーツが若干多いものの、全体を隅々まで洗えるのは気持ちよいですし、上部のパーツは食洗機でも洗えます。
メリット4
やっぱりご飯がおいしい。
私が土鍋ご飯を続けているのは、何と言っても「おいしいから」が1番の理由です。
初めてご飯を炊いた時は、米粒ひとつひとつがピカピカと光っていて感動しました。
いっぽうで、デメリットもあります。
デメリット1
予約炊飯ができない。
炊き上がりまで早いのは良いのですが、帰宅後すぐや起床にあわせて炊きあげることはできません。
帰宅して、朝の下ごしらえ(水に浸してザルにあげたお米を冷蔵庫に入れておく)を忘れたことに気づいた時の絶望たるや。。
デメリット2
炊き込みご飯は工夫が必要。
いつもの調子で炊き込みご飯を作ると、お米にちょっと芯が残ってしまいます。
ハリオの土鍋釜は基本的に火加減不要ですが、炊き込みご飯の時だけは気をつけています。
炊き込みご飯の火加減ポイント
・白米のときよりも少しだけ火を弱くして、いつもより時間をかけて炊き上げる。
・白米は笛がなったら1分ほどで火を止めますが、炊き込みの場合は笛がなったら弱火にして、そのまま3分ぐらいは火にかけています。
上記の火加減にしてから、炊き込みご飯の失敗は少なくなりました。
電機炊飯器なら、設定ひとつで炊き込みご飯が炊けるので、それと比べると少しだけ手間がかかります。
デメリット3
コンロ回りが汚れやすい。
強火で一気に炊きあげるので、笛が鳴っている時に、蓋の上部からけっこうな水蒸気が吹き出します。
時には、水蒸気よりはるか大粒の水滴が吹き出すので、コンロ回りに飛び散ることがあります。
すぐに拭き取れば問題ないですが、ついつい後回しにするとこびりついてしまうので掃除が欠かせません。
デメリット4
いちどに3合までしか炊けない。
電気炊飯器の場合は、家庭用で最もポピュラーなのは5合炊きです。
いちどに5合炊いてしまい、残りを小分けにして冷凍してしまえば、食事のたびに炊飯する必要がありません。
ご販釜の場合は3合炊きなので、3人家族の1食分とお弁当ぐらいで使い切ってしまいます。
もちろん、毎回炊きたてご飯を食べる幸せは格別ですが・・・
5合炊きもあれば絶対追加購入するのに!と思っています。
以上、私なりにハリオのご飯釜をレビューしてみました。
知人に「土鍋でご販を炊いている」「炊飯器がない」と話すと、「意識が高い」とか「丁寧な暮らし」をしていると誤解されますが、実際のところ炊飯の手間は大して変わりません。
丁寧とは程遠い暮らしの我が家ですが、5年間ほぼノンストレスで土鍋炊飯を続けられているのはハリオのご飯釜のおかげです。
ご飯釜、お勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
“炊飯器、やめました。土鍋炊飯歴5年の筆者がメリット・デメリットをレビュー” に対して1件のコメントがあります。