冬物衣料の衣がえ。ニットお手入れの「三種の神器」を使って来シーズンも気持ちよく着る準備をしました。

こんにちは、梨子です。
ミニマリストに憧れつつも、むしろマキシマリスト傾向があります。
何でも興味を持つと、コレクションしたくなってしまう欲望と日々戦っています。
そんな私ですが、洋服に関しては比較的ミニマリズムに成功しています。
シンプルなワンパターンの洋服を複数持っているので、ミニマリストというよりシンプリストと言えるかもしれません。
・・・と、まぁ、言葉の定義はさておき・・・
もう何年も前から、外出用の冬トップスはユニクロのエクストラファインメリノばかりです。
寒がりなので、リブタートルネックやクルーネックにカーディガンをはおって、アンサンブルのように着ています。
エクストラファインメリノのベーシックカラーなら、マイナーチェンジはあっても、ほぼ同じものを入手できるので安心です。
来シーズンのために、ニットのメンテナンス
持ち前の先延ばしグセのせいで、ゴールデンウィークにやっと冬物ニットの片付けに取りかかりました。
まずはニットの傷みをチェックします。
着るたびにサッと洋服ブラシをかけていても、改めて見てみると、糸が飛び出していたり毛玉があったり。
買い直したほうがいいかな?と思っても簡単には諦めません。
メンテナンスでかなり良い状態に復活するので、メンテナンスに使う「三種の神器」を紹介したいと思います。
三種の神器 その1:ほつれ補修針
日頃気をつけているつもりでも、気づかないうちに何かに引っかけて、ニットの糸が飛び出してしまうことがあります。

外に出てしまった糸には、「ほつれ補修針」を使います。

↑ もうちょっとオシャレに収納した方がいいんでしょうけど・・・
質実剛健?に、パッケージの台紙をそのまま使い、抜け止めにマスキングテープを張っています。
縫い針のように糸を通す穴はありません。
その代わり、針の上部がザラザラになっています。
ニットのほつれているところに、表側から針を指します。

針のザラザラ部分にほつれた糸がうまく絡まるようにして、針を裏側に通します。
そうすると、ほつれた糸が内側に引っ込みます。
1回で裏側に引っ込まない場合は、何度か繰り返して針を差します。
これで、ほつれ糸は裏側に出ている状態になりました。

三種の神器 その2:洋服ブラシ
表面のほつれ糸を処理したら、洋服ブラシで全体を整えます。
洋服ブラシは特に高級なものでもなく、数年前に無印で購入したものです。

ブナ材と豚毛を使用したもので、ほど良いコシがあります。
今の仕様は形状が変わっているようです。
洋服ブラシでニット全体をブラッシングします。
丁寧に着ていたつもりですが、毛羽立ちがありますね。

コシのあるブラシなので、毛玉取り専用のブラシを使わなくても細かい毛玉や毛羽立ちが落ち着いてくれます。
専用の毛玉取りブラシも持っていますが、個人的には限られた素材にしか使えないかな、と思います。
エクストラファインメリノに毛玉取りブラシを使うと、毛玉以外の表面まで毛羽立ってしまうので、私は極力毛玉取りブラシを使わないようにしています。
余談ですが、以前、カシミア用の高級ブラシを所有していましたが、毛が柔らかすぎて私には使いこなせませんでした。
カシミアニットに使っても表面の毛玉が落ち着かず・・・。
結局、カシミアにも無印のブラシを使っていました。
かなり万能な洋服ブラシとして重宝しています。
さて、下がブラッシング後です。
洋服ブラシだけでここまでキレイになりました!

三種の神器 その3:毛玉取り器
洋服ブラシでも落ちないガンコな毛玉は、電動の毛玉取り器で取っていきます。

お気に入りの毛玉取り器を紹介します。

この毛玉クリーナーの良いところは、充電した状態でコードレスでも使用できるし、USB接続でアダプタにつなげば、家庭用コンセントでも使用できるところです。
※アダプタは別売です。
以前は乾電池式の毛玉取り器を使っていましたが、単二電池のストックを持つのも面倒だし、乾電池を捨てるのも面倒でした。
充電でもコンセントでも使えるのは本当に便利です。
電池切れを心配することなく、気が済むまで毛玉取りができます。
ここまでキレイになりました。

メンテナンス後に、洗濯機で洗う
洗濯は特殊なことは特にせず、1枚ずつネットに入れて洗濯機のドライモードで洗っています。
毛玉取り等のメンテナンスは洗濯前がいいのか、それとも洗濯後がいいのか、正解は分かりません。
私の場合は、洗濯することによってほつれや毛玉、毛羽立ちが進行してしまいそうなので洗濯前にメンテナンスしています。
また、毛玉取り器を使うと、細かい毛が舞って若干ホコリっぽくなるので、それを洗い流すためにも洗濯前にメンテナンスした方がいいのかな、と思います。
ホームクリーニング後のニットたち
買った順番は忘れましたが、一番古いのは5年以上着ています。
来シーズンもまだまだ現役で活躍できるぐらいに復活しました。

「新品のように」とまではいきませんが、上記のようにメンテナンスしておくと、来シーズンの衣替えの時、衣装ケースから取り出してすぐに気持ちよく袖を通すことができます。
面倒だからといって、ただ洗っただけの状態で衣替えしてしまうと、絶対次のシーズンに後悔します・・・
急に寒くなってニットを引っぱり出してきたら、ホツレ・毛玉・ヨレヨレ・・・なんて悲劇です。
(過去の苦い経験です。。)
なので、どんなに面倒でも、先延ばししてしまってでも、「しまう前」にメンテナンスがマイルールです。
ニットのお手入れの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
↓ランキングに参加しています。応援クリックしてくれたら嬉しいです!↓

にほんブログ村